金継ぎのこと、再生のこと


壊れたものをアップデートし、新たな魅力を加えることにとても惹かれます。修理するだけではなく、違うものへと生まれ変わる、金継ぎの世界。器と向かいあい、ゆっくりと重ねていく時間に癒され、完成した時の充足感や、友人やご依頼人から喜んで頂けることが何よりも嬉しいです。不思議なことに金継ぎしたものには更に愛着が湧いて、愛おしく、大事にしたいと感じます。

通常の仕事ではすぐに結果を出せることがよしとされますが、焦らず時間をおくことで良い結果を生むのが金継ぎ。そして1回では上手くいかないところがあっても、何度でもやり直しが効き、段々と自分の求める姿に近づいていくことも金継ぎの素晴らしい点ではないでしょうか。

古くから行われてきた本漆の修復は手間も技術も必要ですが、急いでは結果がでないこともあるんだよ、何度でもやってみようと、教えてもらっている気がします。

修理前
修理後

修復後は天然の漆の力でしっかりと接着されて、びくともしないくらいに丈夫。酸にもアルカリにも、熱湯程度の熱にも強く、身体にも安全、器の再生に適しています。


和の陶磁器だけではなく、洋食器やガラス、木製品、漆器などにも施すことができます。屋外で使う鉢、200℃を超えるような高熱で使用するキャセロールや直火で使用するもの、長時間水に浸かる物には向いていません。

現代金継ぎとの違い

混同される事が多い現代金継ぎは、エポキシ樹脂を用いて接着や埋めを行うもので、最終段階で本漆を使い金粉を使用するハイブリッド方式もありますが、全てが合成樹脂の簡易金継ぎが多く、どれも1日で完成します。

合成樹脂は高温(70℃以上)になると緩まり、溶け出す可能性があり食器には不安が残りますが、飾り皿や置物、アクセサリーなどの観賞用のものには良いかもしれません。

Kintsugi Linkでは本漆を用いた伝統手法の金継ぎを行っています。

ワークショップ

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作品

本漆の金継ぎには色々な仕上げ方があります。金、銀、色漆、プラチナ、錫・・・紛の大きさや形状により工程が異なります。共直しという目立たないように直す方法や蒔絵を描く仕上げもあります。また取手など強度が必要な箇所は麻布などで補強します。

仕上げは器の色や柄、用途にあわせて選ぶことができます。

修理

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